2013年1月17日 13:13

本施設では現在、大幅な臭気対策の改善に向け、工事を開始しています。

この工事は、堆肥の発酵に伴う屋内外の臭気を、よりクリーンなものに改善するためのものです。具体的には、既存脱臭装置の脱臭フローの改善及び追加設備として、水で臭気を洗う洗浄装置（スクラバー方式）の設置を行います。

これに先立ちまして、主に以下各社による試験を実施しています。

①平成２４年１２月中旬より臭気洗浄装置（㈲リッケン社製・ケスマック）の試験機を設置し、機能の確認を行っております。

②平成２５年１月１５日（火）より臭気洗浄装置（㈱三貴製作所：カワムラ製）の試験機を設置し機能確認を始めました。

③第一設備工業㈱による、臭気洗浄装置及びセラミック脱臭剤による試験機を設置しての機能確認を行う準備をしております。

これらの試験結果をもとに、機種を選定し製作・設置を行います。

なお、既存の脱臭システムについては、脱臭材の改良、入れ替え等を実施し、継続的に試験運用を繰り返していますが、長期的かつ建屋内の空気循環も含む総合的な脱臭システム全体の改修計画及び総合的維持管理が必要であると判断し、これを第一設備工業㈱に委託することといたしました。

また、早急な対策として、有限会社リッケンの脱臭システム「ケスマック（特別仕様400㎥タイプ）」を平成２５年２月末設置目標として導入することといたしました。

既存脱臭システム改善、追加設備の導入及び臭気のプロフェッショナル会社との総合的維持管理契約を通じて、今後ますます重要性を増す環境対策に注力してまいりますので、皆様方のご理解・ご協力を戴きますようよろしくお願い申し上げます。