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堆肥原料となる食物残渣を投入します。
堆肥を製造するために必要な剪定枝チップ、オガクズ等の副資材を投入します。
食物残渣を分別回収する際、ビニール袋などに入って回収されるものは、この分別機であらかじめ分別処理をします。分別されたビニール袋などは、産業廃棄物として適正処理されます。
堆肥化のためにとても重要な「加圧混練処理」を行うための装置です。ホッパーに投入された食物残渣と副資材を自動制御のコンベアでこの装置に集めて、堆肥にするための前処理(圧力を加えながら練り混ぜる)を行います。これにより、この後の工程である「発酵」をとてもスムーズに行うことができます。
オズマニック(加圧混練装置)で前処理され、自動制御のコンベアで発酵槽に送ります。発酵槽では、ハーズコンポ(発酵攪拌機)が、堆肥の発酵を促すために一定のスピードで堆肥の山をかき混ぜながら発酵槽の中を移動します。発酵槽の床面からは常時空気が供給されており、十分な発酵環境を保つ工夫がされています。この発酵槽で一定期間撹拌したあと、再度、オズマニック(加圧混練装置)に戻して、さらに発酵を促します。この戻し作業を数回実施します。
発酵槽において十分な発酵を終えた堆肥を、調整槽に移動し、仮置きをします。
熟成途中の堆肥をオズマニック(加圧混練装置)に戻す際に使用します。このホッパーに投入することで、自動制御のコンベアでオズマニック(加圧混練装置)に運ばれます。
堆肥製造棟全体を脱臭するための大型の脱臭装置です。全部で4基セットし、脱臭処理を行います。
堆肥製造棟全体を見渡すことができる、安全面に配慮した見学者用の通路です。
堆肥製造棟で堆肥化処理されたものから、細かい異物を取り除くための装置です。このふるい機によって、異物が混入していない扱いやすい製品となります。
ふるい機を通過し、細かい異物が取り除かれた堆肥をバラ積みし、保管しておく場所です。
堆肥を計量して製品袋に詰めるための自動制御の装置です。
袋詰めされた堆肥をパレットに積み込んでいくアームロボットです。
袋詰めされた堆肥を保管しておくための場所です。
天井部分に粉じん防止システム(ミストシャワー)を設置し、堆肥の粒子やホコリなどの粉じんによって作業環境が悪化しないように工夫をしています。
剪定枝を細かいチップにするための処理装置です。ここで処理された剪定枝チップは、堆肥製造のための副資材として利用します。
1階は、処理物受入れのための受付とオフィスになっており、2階には、最大50名が収容可能なプレゼンテーションルームを配備しています。
食物残渣を運び込む車両が待機できるように、場内に待機場を設けています。
食物残渣や剪定枝の量を計測するための計測装置です。
食物残渣を運び込んだ車両のタイヤまわりを洗浄して帰っていただけるように、タイヤ洗浄場を設置しています。
食物残渣を受け入れた際や、タイヤ洗浄、場内の掃除の際などに発生する排水を処理するための排水処理設備です。適正に処理された排水は下水道へ放流されます。
車で来社されるお客様向けの駐車場を配備しています。
資材や原料を運ぶための車両です。
堆肥を移動するための重機です。
堆肥の熟成度のチェックなど検査・分析を行うために専用の分析機器を導入した施設です。